さんすうの種 〜幼児期からはじめるおうち算数〜

大学院で数学を学んだママの種まき日記

🧱 ブロック遊びで空間把握

こんにちは!たねまきママです🌱

今日は、子どもが大好きな「ブロック遊び」のお話です。

実はこのブロック遊びは、
空間認識力図形感覚など、後の算数や理科につながる力を、楽しく自然に育てているのです。


空間把握力ってなに?

空間把握力とは、「物の位置関係や向き、大きさ」を頭の中でイメージしたり、理解したりする力のことです。

たとえば:

  • 「机の下にボールがあるよ」と言われて、どこを見るべきかわかる。
  • 「この箱にこのおもちゃは入るかな?」と予測する。
  • 組み立て式のパズルや積み木で、パーツをどこに置けばよいか考える。

これらはすべて空間把握力を使っている行動です。
そしてこの力は、小学校での「図形問題」や「文章題の図解」などに、直接つながっていきます。


なぜブロック遊びが効果的なの?

ブロック遊びは、手と頭を同時に使います。

  • ブロックを積む:バランスや形を見ながら、どこに置くかを考える。
  • ブロックをつなげる:パーツの凹凸や方向を認識し、合わせる。
  • ブロックで何かを作る:完成イメージを持って組み立てる。

これらすべてが、空間把握のトレーニングになっています。

さらに、遊びながら「失敗→考える→工夫する」を繰り返すことで、問題解決力論理的思考も自然に育ちます。


家庭でできる!ブロック遊びの声かけアイデア

遊びをより「学び」につなげるために、こんな声かけをしてみましょう:

  • 「そのブロック、どっち向きにすれば入るかな?」
  • 「高く積むには、どこをしっかりさせればいいと思う?」
  • 「こっちの色のブロックも使って、もっと大きな家にしてみようか」

大事なのは、「こうしなさい」と教えるのではなく、考えるヒントを与えること。
子ども自身が工夫したり試行錯誤する経験が、空間把握力をしっかり育てます🌱


🎓 まとめ:遊びは学びのはじまり

ブロック遊びは、空間把握力をはじめ、算数や科学につながる「考える力」を自然に育てる最高の教材です。

毎日少しずつでも、ブロックに触れる時間を持つことで、
「わかった!」「できた!」の積み重ねが、子どもの自信と学びの意欲になります。

ぜひ、おうちでもたっぷりブロック遊びを楽しんでみてくださいね🌱