さんすうの種 〜幼児期からはじめるおうち算数〜

大学院で数学を学んだママの種まき日記

🔢 体重計で小数を学ぼう!

こんにちは!
今回は、おうちにある 「体重計」 を使って、お子さんと一緒に楽しく 小数(しょうすう) について学ぶ方法をご紹介します。


小数ってなに?

幼児さんにとって、「1、2、3…」といった 整数(せいすう) は親しみやすいですよね。
でも、「1.5(いってんご)」や「3.2(さんてんに)」のような 小数(しょうすう) は、最初はちょっと難しく感じるかもしれません。

でも大丈夫!
体重計 を使えば、遊びの中で自然に小数に触れることができます。


ステップ1:体重計を使ってみよう

まずは親子で一緒に体重計に乗ってみましょう。

例えば:

  • パパの体重:68.3kg
  • ママの体重:52.7kg
  • 子どもの体重:18.9kg

この「.3」や「.9」の部分が 小数点以下の重さ です。

ポイント:「小数点の後ろ」は、とても細かい数字を表しているよ!


ステップ2:おもちゃやリュックを使って実験!

体重が少しずつ増える様子を見るのも楽しい学びになります。

おすすめの遊び方
  1. 子どもが体重計にのる(例:18.9kg
  2. リュックを背負ってもう一度のる(例:20.4kg

質問してみましょう:

「あれ?数字が増えたね!今のリュックは何キロかな?」

計算してみよう:

20.4kg - 18.9kg =1.5kg

→ 計算を通して 小数の意味 を体験できます。


ステップ3:比較してみよう

次は家族で体重を比べっこしてみましょう。

  • 「パパの体重はママよりどれくらい重いかな?」
  • 「○○ちゃんは昨日より何キロ増えたかな?」

→ 小数を使った 大きい・小さいの比較 も自然に学べます。


ステップ4:数字を読み上げてみよう

体重計の数字をお子さんに声に出して読んでもらいましょう。

例:「じゅうはち てん きゅう!」など

※正確に言えなくても大丈夫です。慣れていくことが大切です!


小数は“リアルな数字”

お子さんにとって、小数はまだまだ抽象的な概念。
でも、体重計 を使えば、「本当にある数字」として体感できます。

小さな「.3」や「.5」が、「ちょっとだけ増えた」「ほんの少しの違い」を表していることが、だんだんわかってくると面白くなるはず。


📚 まとめ:日常にこそ、算数の入り口がある

小数は、いきなりドリルや教科書で学ぶよりも、
日常の体験の中で「見て・感じて」覚える のが一番のように思います。

体重計は、家にある素晴らしい算数の教材。
親子で数字を楽しむ時間を、ぜひつくってみてくださいね!


🏠 おうちでできる!ワンポイント活動

  • 毎週「体重チェックタイム」をつくる
  • 増えた・減った重さを比べる
  • 好きなおもちゃの「重さ当てクイズ」

体験から学ぶ算数は、子どもにとって「楽しい!」のがいちばん。
ぜひ親子で、体重計からはじまる小数の世界 を楽しんでみてください♪

最後まで読んでいただきありがとうございました。
面白いエピソードなどあればコメントでぜひ教えてくださいね。