こんにちは。今回は、幼児期の算数学習でとても重要と感じる
「足して5」「足して10」になる足し算についてのお話です。
一見シンプルな数の組み合わせですが、これをしっかり身につけることが
将来の算数学習の土台になると思います。
「足して〇になる」ってどんな意味?
まずは基本から。
たとえば、「足して5になる数の組み合わせ」はこんなものがあります:
- 0 + 5
- 1 + 4
- 2 + 3
- 3 + 2
- 4 + 1
- 5 + 0
「足して10」になる組み合わせは、もう少し多く:
- 0 + 10
- 1 + 9
- 2 + 8
- 3 + 7
- 4 + 6
- 5 + 5
- 6 + 4
- 7 + 3
- 8 + 2
- 9 + 1
- 10 + 0
このような「数の組み合わせ」を繰り返し目や耳にすることで、
子どもはだんだんと「数の構成」や「数の分解」を自然に理解していきます。
なぜ大事なの?
「足して5」「足して10」が大事な理由は、大きく分けて3つあります。
1. 計算のスピードが上がる
これらの組み合わせを反射的に思い出せるようになると、
たし算やひき算がスムーズになります。
たとえば…
8 + 5 を考えるとき、
「8と2で10、残りは3だから、10 + 3で13」
という考え方ができるようになります。
このように、10を基準に考える力は、1年生以降の算数に直結します。
2. 暗算の土台になる
「10をつくるにはあといくつ必要?」という感覚は、
幼児期の算数では「パズルのような遊び感覚」で身につきます。
この力が育っていると、筆算に頼らず、頭の中で考える力(暗算力)が伸びやすくなります。
3. 数への“自信”につながる
シンプルな数の組み合わせを覚えることで、
「できた!」「わかる!」という気持ちが生まれます。
この自信は、「算数っておもしろい!」という気持ちにつながり、
学習へのモチベーションを高めてくれます。
おうちでできる!簡単な遊び・声かけ例
◆ 手遊びや会話で:
- 「2といくつで5になるかな?」
- 「10になるペアを作ろうゲーム!」
- 「今日は“足して5の日”。歩きながら問題出してみよう」
◆ お風呂や食事中にも:
- おもちゃやお菓子を使って、「〇個あるけど、あといくつで5になる?」
- 「このミカン、3つ食べたよ。5個あったから、残りはいくつ?」など
◆ カードやシールで:
- 2枚で合計が5になるカードを探す
- 足して10になるシールを組み合わせる遊び
→ 繰り返すことで、自然に“体感”として覚えていきます。
最後に
「足して5」「足して10」という数の組み合わせは、
小学校に入る前の“準備”として非常に大切な数感覚です。
ですが、暗記のように教え込む必要はありません。
遊びの中で繰り返しふれることで、自然に身についていきます。
お子さんと楽しみながら、数の世界にふれてみてくださいね!